「芸術至上主義文芸」第47号が刊行されました。
2021年11月10日発行
目次
特集Ⅰ 長谷川泉と森安理文ー作品と学問
森安理文と長谷川泉 『芸術至上主義文芸』と『近代への架橋』と
――戦後、鏡花発の「日本文学史全円像」の求め/竹内清己
長谷川泉
長谷川泉の「森鷗外論」について/野末 明
長谷川泉の川端康成研究/森本 穫
長谷川泉『近代名作鑑賞』と作品論/森 晴雄
長谷川泉詩集『心象風景』小見/山田吉郎
長谷川泉と『岩戸』の頃/島崎市誠
森安理文
森安理文著「最後の俳人文士・塩谷鵜平翁」考/内海宏隆
森安理文の「戦争体験」――安田武のそれから/野寄 勉
深夜の文学塾――森安理文『谷崎潤一郎 あそびの文学』/土倉ヒロ子
講演録 折口信夫の学問と語彙/森安理文
特集Ⅱ 尾崎一雄ー暢気の行方
尾崎一雄「痩せた雄鶏」論――尾崎一雄とサン=サーンス/井上二葉
尾崎一雄と神道――「落梅」「美しい墓地からの眺め」「小鳥の声」/高比良直美
尾崎一雄第一小説集『暢気眼鏡』――「芳兵衛―或は、習俗に就て―」を中心に/須田久美
尾崎一雄「人間・動物・鉱物」/澤田繁晴
尾崎一雄「玄関風呂」――徳田秋声「風呂桶」に触れつつ/森 晴雄
自由論文
川端康成と生方たつゑ・生方記念文庫所蔵資料を踏まえて
――「虹いくたび」から『虹ひとたび 能楽幻想』・「冬の虹」へ/深澤晴美
東文彦における〈悪〉の問題――三島由紀夫の晩年とつながり/阿部孝子
桜井亜美「サーフ・スプラッシュ」論――往復書簡小説としての機能性/中川智寛
書評・紹介
森晴雄著『川端康成と佐藤碧子―「川のある下町の話」の舞台・西小山、立会川など六作品』/森本 穫
西田谷洋著『女性作家は捉え返す 女性たちの物語』/米山大樹
※定価2.000円
機関誌購入希望の方は下記、芸術至上主義文芸学会事務局までご連絡ください。
e-mail: info.geijutsusijoushugi@gmail.com
TEL&FAX: 048ー878ー4214
浦和大学 眞有研究室(直通)