令和7(2025)年度 11月例会のお知らせ
〔第269回 例会〕
日時 11月9日(日曜日)13時30分~15時30分
場所 専修大学 神田校舎 大学院棟7号館764
発表 山田 昭子氏
題目 中島京子『女中譚』論―「描かれた女性」と受け継がれるもの
司会 長谷川 雅美氏
[概要]
本作は底本となる三つの作品を、「すみ」という一人の女性の生涯を描くことで貫いている。本発表では、元となるテクストと、『女中譚』に至るまでの加筆箇所の比較、そして初出誌と単行本との比較から、「すみ」という女性がどのように造形されたのかについて考察していく。
テキスト:中島京子『女中譚』(朝日文庫)