「芸術至上主義文芸」第46号が刊行されました。

2020年10月25日発行
目次 

特集 川端康成・吉行淳之介・竹西寛子 ー感性・感受性と思念

  川端康成
川端康成『遠い旅』と佐藤碧子ー『川のある下町の話』『千羽鶴』に触れつつ/森 晴雄
「伊豆の踊子」と"流行性感冒“/田村嘉勝
川端康成『虹いくたび』論ー愛の「哀しみ」・『千羽鶴』など/中嶋展子

  吉行淳之介
吉行淳之介の方法ー『薔薇販売人』を読んで/澤田繁晴
吉行淳之介の女中小説「焔の中」ー覗き見バックドラフト/野寄 勉

  竹西寛子
「見える」女と「見えない」女ー竹西寛子「鶴」、吉屋信子「鶴」をめぐって/山田昭子
竹西寛子と音楽ーマーラーとバッハを中心に/井上双葉
竹西寛子ノート/島崎市誠

  (自由論文)
泉鏡花と修禅寺ー新井旅館と修善寺/野末 明
尾崎士郎の動物表題作品ーその表現特性/中川智寛
島尾敏雄「出孤島記」ー「戦後文学賞」の視点から/高比良直美
三島由紀夫「火山の休暇」ー「死」の二つの比喩/阿部孝子
本谷有希子『ぬるい毒』における語りの循環と救済の複数性/西田谷 洋
「ことばの力」再考ー「学校の新しい生活様式」のなかで/眞有澄香

  (自著紹介)
『野上彰ノオト〜書誌と研究~』Vol.1/内海宏隆

※定価2.000円。
 機関誌購入希望の方は下記、芸術至上主義文芸学会事務局までご連絡ください。
 e-mail: info.geijutsusijoushugi@gmail.com
 TEL&FAX: 048ー878ー4214
 浦和大学 眞有研究室(直通)

2020年11月10日